捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
「また食べたいな。鳴の口には合わないだろうし、もう少し大きくなってから連れて行ってくれる?」
「それは店の話か? 国の話か?」
「え」
「新婚旅行もしていないしな」
「今の流れでどうして旅行の話になるの。どう考えてもおかしいでしょ。鳴だって長時間の飛行機は嫌がるよ。絶対途中で騒ぐだろうし、そうなったらほかのお客さんに迷惑が」
「ほかの客を乗せるわけがないだろう。プライベートジェットで行くに決まっている」
「そろそろ私のレベルに合わせて考えてくれないと、金銭感覚の違いで話が合わなくなるからね」
ふう、と溜息をこぼしてしまう。まともそうに見えて結構ぶっ飛んだことを言うのが涼さんという人だったのを忘れていた。
「……なんの話をしてたんだっけ」
「それは店の話か? 国の話か?」
「え」
「新婚旅行もしていないしな」
「今の流れでどうして旅行の話になるの。どう考えてもおかしいでしょ。鳴だって長時間の飛行機は嫌がるよ。絶対途中で騒ぐだろうし、そうなったらほかのお客さんに迷惑が」
「ほかの客を乗せるわけがないだろう。プライベートジェットで行くに決まっている」
「そろそろ私のレベルに合わせて考えてくれないと、金銭感覚の違いで話が合わなくなるからね」
ふう、と溜息をこぼしてしまう。まともそうに見えて結構ぶっ飛んだことを言うのが涼さんという人だったのを忘れていた。
「……なんの話をしてたんだっけ」