捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
「言い寄られないわけがないと思ってるからいい。浮気したわけでもないし」
「お前は?」
「今まで百人くらいと付き合った経験があるって言ったらどうする?」
「全員忘れさせてやる」
「……そういうの、なんで平然と言えるかな」
「なんだ、照れているのか?」
「逆によく照れずに言えるよね」
じり、と涼さんの上から逃げようとして失敗する。さっきよりも手を握る力が強い。絶対に逃がさないという意思表示だ。
「お前ももう少し言っていいからな」
「なにを?」
「恥ずかしいと感じるようなことを」
「……好き、とか?」
「そのぐらいで恥ずかしがるな」
「恥ずかしいと思わない涼さんが変なの」
「お前は?」
「今まで百人くらいと付き合った経験があるって言ったらどうする?」
「全員忘れさせてやる」
「……そういうの、なんで平然と言えるかな」
「なんだ、照れているのか?」
「逆によく照れずに言えるよね」
じり、と涼さんの上から逃げようとして失敗する。さっきよりも手を握る力が強い。絶対に逃がさないという意思表示だ。
「お前ももう少し言っていいからな」
「なにを?」
「恥ずかしいと感じるようなことを」
「……好き、とか?」
「そのぐらいで恥ずかしがるな」
「恥ずかしいと思わない涼さんが変なの」