君と運命
「家の前に誰かいると思ったらハル君で、ナオミ起きないからいれちゃった」

てへっみたいな顔をした母に殺意が芽生えた。

「お母さん!何やってんの!!」

ほとんどパニック状態な私に

「ナオミちゃん準備しなくていいのー?遅れるけど?」

そう言って悠は時計をさした。


あれ~短針と長針が逆じゃない?





わかってる

時計が正しいことくらい。





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