君と運命
私はそう思い足を踏み出した瞬間。

部屋に赤い液体が流れてきた。

まさに血のような液体。

「いやっ…」

足をバタバタすればするほど

ピチャッピチャッ

足の間に液体が絡みついた。

「誰かっ…」

絞りだした声でやっと言うと





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