君と運命
心で笑いをこらえながら

「…何かおごってシュウカちゃん」

一気に表情がかわるシュウカ。

最高。

「えー。アタシお金持ってないよー。」

うなだれているシュウカをよそに私は雑誌を広げ

近くにできたショッピングモールの記事を見せた。

「ここに行きたいんだー」

そういうとすぐに雑誌を見て目を輝かせ始めたシュウカ。

「ここなら行くーショッピングー♪

明日は夏休み最後。

楽しもー!」





はい。決定。

シュウカは買い物が大好きだ。













私は知らなかった。

私の未来が思い描いたものと大いに変わろうとしていることを







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