甘い恋には程遠い

マミ「あかん…かな…?」

マミちゃんが私を頼ってくれた。
私に力になって欲しいって
お願いしてくれた。

…断る訳にはいけへん。
例え、自分が傷付いても
…今ここで断ってマミちゃんを
傷付けるのは絶対に違う。

桃花「…力になれるかは分かれへんけど
私でよかったら…付いてくよ。」

マミ「ありがとう!!
今日の放課後、教室で
告白しよう思うねん。
ユウヒ達が大神くん
引き止めてくれるらしいから。
桃花ちゃんも近くにおって欲しい。」

桃花「うん、分かった。」

…なんて、引き受けたけど
授業なんか何にも頭に入れへんほど
嫌やった。…こんなにも
嫌やと思った事なんて今まで1度もなかった。
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