甘い恋には程遠い
首を横に振りたないって
心が拒絶してるのが分かった。でも…
桃花「今日は一恋と食べるから。」
慧「そう。」
そんな事に今更、気付いても遅い。
もうマミちゃんに返事した後やから。
今は自分の事よりもマミちゃんの事。
私の不用意な行動で
マミちゃんを傷付ける訳にはいけへん。
『心無い言葉にも笑って、傷付いても笑って
じゃあ、お前はいつ泣くんだよ。』
天の声みたいにその言葉が降ってきた。
大神が弘高くんに言ってた言葉が。
…ほんまに私が傷付いた時
私は泣くんやろか。
誰の胸で…泣くんやろか。
そんな事…いくら考えても分かれへん。
泣きたい気持ちをぐっと堪えた。
きっと…私にはそんな場所。
ないって事に…気付いてるから。