甘い恋には程遠い

桃花「なあ、大神。
せっかく東京来たんやし
明日、東京案内してよ。」

もっと見たい。

慧「まあ、いいけど。
でも、そうなると泊まらないとだよな。」

私の知れへん大神を。

大神が育った街のこと知りたい。

桃花「大丈夫やで。そのつもりで
ばっちり必要なものは持ってきたから。」

慧「ああ、だからか。
やけに大きいカバンだなって
思ってた。」

桃花「へへ。」

慧「うん、分かった。
ちょっと待ってて。」
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