甘い恋には程遠い
桃花「なんや、そんな人がおるなら
はよ言うてや!あんたが
話したい人って誰?
あ、待って!当てるわ。
んー、あ!ジュンとか?
あんたと話合いそうやし。」
大神は首を振った。
桃花「じゃあ、サカキさんとか。
あの子、めっちゃ可愛いねんで。
1年生の頃、文化祭の生徒会の企画で
グランプリも取ってたし。」
大神はまた、首を振る。
桃花「えーっと、誰がおるやろ。
大神と合いそうな人やろ…んー」
考え込む私を大神は指で差した。
桃花「何?何で指差してんの。
人の事、指差すのやめてくれる。」