甘い恋には程遠い
母「良かったわ。あの子の味方に
なってくれる人が1人でもいてくれて。
それを知れただけでも…良かった…。
…私たちには…出来なかったから。
本当に…良かった…」
桃花「せやけど、私は…
お母さんやお父さんの事を
酷い人やとは思いませんよ。」
母「…ありがとう。」
桃花「遠慮なんて必要ないですよ。
だって、大神のお母さんやから。
お母さんはお母さんらしく。
お父さんはお父さんらしく。
大神に接してあげて下さい。
もうやめたいって…いくら
思っても家族は家族ですから。
大神はお母さんの子供ですから。
大神を…見てあげて下さい。」
母「慧は。とても見る目がある子ね。
母親らしい事言ってもいいかしら?」
桃花「はい。」