甘い恋には程遠い

気がして…やないか。
エスパー大神はお見通しや。

慧「もう、そうゆうのいいから。
つか、俺、言わなかった?
1つ、お前は嘘をつくのが下手すぎる。
2つ、嘘をつくお前の顔は不細工だって。
その微妙な顔は何なんだよ?
言えよ。…何で、今、喜んでない?」

隠し事なんて出来へんか。

桃花「うん。…大神はさ
大学、東京やん。
私は…こっちに残るし。
諦めるしかないよな。」

慧「ごめん、話が
読めないんだけど。」

桃花「せやから、大神と私は
高校卒業と同時に別れるんやなって事。」

慧「何で?」
< 442 / 488 >

この作品をシェア

pagetop