甘い恋には程遠い
放課後、私は図書館へと向かった。
残念ながらというか想像通りというか
読書は苦手やから、普段ならこんな場所に
来る事はないけど、どうしても知りたかった。
大神のお姉さんの事が…。
小さい新聞記事。
好き勝手書く週刊誌。
何回も削除されながらも
今も尚、立ち上がってる掲示板。
色んなものを読んで…
読む度に心が痛くなって…
何回も泣いて…を繰り返してたら
この図書館の管理人らしき人に
閉館を告げられた。
暗い夜道の中、いっぱいいっぱい
考えながら家へと帰った。