甘い恋には程遠い
…正直、納得してしまった。
大神の復讐したいって気持ちが…
ちょっとだけ分かってしまった。
でも、やからこそ、止めたいとも思った。
母「私は親バカやからな。
桃花の事、めちゃくちゃ可愛いし
めちゃくちゃ誇りに思ってるよ。
覚えてるかな?桃花が
小学生の頃、落書きされた教科書
持って帰ってきた時、ほんまは
学校に乗り込もうと思っててん。」
お母さんは遠い昔。
私が、クラスメイトを助けた事によって
いじめられてた頃の話をし始めた。
母「せやけど、そんな私を見て
桃花が、お母さん何で怒ってんの?って
聞いてきた。…あの時の事、覚えてる?」
その話の先でお母さんが
言いたい事は分かれへんけど
その時の事は覚えてるから頷いた。