甘い恋には程遠い

母「桃花は桃花らしく。
やりたい事は全力で全部
やってみればええ思うよ。」

桃花「うん、ありがとう。
何も出来へんかもしれんけど…
全力でぶつかってみるわ。
…その人な、お母さんの料理。
めちゃくちゃ気に入ってんねん。
せやから、キッカケにもなるし
お願いしてもええかな?」

母「任せとき。
腕によりをかけて作るわ。」

桃花「うん、ありがとう。楽しみにしてる。」

お母さんと話しながらも
私の頭の中は大神でいっぱいやった。

…大神は…今、1人ぼっちで…
どんなご飯を食べてんねやろ…。
< 61 / 488 >

この作品をシェア

pagetop