甘い恋には程遠い
桃花「ふふっ。」
慧「何だよ、気持ち悪い。」
桃花「いや、今日はパン
買えへんかったんや思て。
もしかして、私が弁当持って
来てるて期待してくれたんかな思て。」
慧「買う時間がなかっただけだ。」
桃花「何で素直に、そやで。
くらい言われへんかなあ。
ほんま、捻くれてるわ。」
弁当箱を置いた大神は
すくっと立ち上がった。
あかん、私、また調子に乗った。
桃花「大神、ごめん、さっきの…」
慧「飲み物買ってくる。何がいい?」
桃花「え、あ。ピーチティー。」
慧「了解。」