甘い恋には程遠い
この後に続くのは十中八九、文句や。
慧「目で訴えかけるのやめろよ。」
桃花「私が間に入るのもおかしいやろ。
てか、せっかく誘ってくれたのに
行ったら良かったやん。」
慧「学校の中ならまだしも
何で学校の外で仲良くしなきゃ
いけないのか理由が分からない。」
桃花「向こうおる時も、放課後に
どっか遊びに行ったりしたやろ?
あんたにとっては難しい事やないやろ?」
慧「そうゆうの面倒。
クラスメイトなんて、どうせ。
卒業と共に友達じゃなくなるんだから。
無駄な努力はしなくてもいいだろ。」
ほんまに大神はよう喋る。
私と2人の時やと。
ペラペラと噺家みたいに。
くどくどと姑みたいに。
文句も悪口も屁理屈も湯水の如く。