【電子書籍化】氷月の騎士は男装令嬢~なぜか溺愛されています~(旧:侯爵令嬢は秘密の騎士)

「やらないよ。というか、この日は朝から離宮を空にする決まりなんだ。だからみんな、祭りを見に行く」
「じゃ、今年も行こうぜ」

 フェルゼンが言った。

「そうしよう!」

 私も賛成する。お祭りなんて面白そうだ。

 私たちは夜になるまで町で遊んで待つことにした。


 

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