君がいたから 陽翔、結菜side
なのに疲れた表情一つ見せないで笑顔の蓮。
「俺も行きたいので、大丈夫です
結愛ちゃんといると楽しいので 」
「じゃあ、土曜日俺の家きて?
結菜と3人で行こう 」
「はいっ! ありがとうございます 」
さらに表情が明るくなる蓮
本当に楽しみにしているんだなと伝わってくる。
蓮は真面目だから、賑やかすぎる高校の文化祭とかそんなに好きじゃないはずなのに。
もしかして、結愛のこと好きだったり…
そんな風に思っていると、蓮はまだ話があるみたいな顔で俺のことを見てくる。
「あと、話変わるんですが、結愛ちゃんって休みの日とか何しているんですか? 」
「結愛は友達とショッピングとか近くの遊園地行ったりしているよ
あとよく、結菜の手伝いとかもやってくれている
それから………」
蓮に普段の結愛のことを聞かれるとは思っていなかったけど、俺も家族の話するの楽しいから、
話が止まらない。
気がつくと10分くらい結愛のことを…