君がいたから 陽翔、結菜side
「結菜、そろそろ行くけど大丈夫? 」
「…大丈夫」
朝ご飯を食べて片付けしている途中に
陽翔に呼ばれた。
いつもなら家出るのあと20分くらいあとだから終わってない。
でも、このくらいなら後でやれば良いから、
すぐに陽翔のところにいく
すると、髪の毛を撫でてくれた。
「結菜…ごめんね
俺もさ、結愛の様子みたいから、いつもより早く出るね 」
「うん 全然良いよ 」
陽翔も結愛のことすごい心配してくれているもんね…
いつも家族に愛情を持って
接しているのが伝わってくる。
「ありがとう。結菜も無理するなよ
仕事から帰ってきたら俺も手伝うから 」
陽翔に全部やってもらってばっかりじゃダメだから
自分でやるけど、ありがとうの意味を込めて
ニッコリ笑ってから陽翔といっしょに家を出た。