俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~
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《…助けたかったぁ…》





いとおしい涙を流した
強く、美しい君がーーー。






『…何人足りとも、人の生きる《意識》を奪う権利なんて、無い…』






《怒り》に溺れてしまわないように。






『…誰もが、幸せになるために生まれてきたんだ…!』






明けない《闇》に、堕ちてしまわぬように。






『…なずなっ…!』






背に、庇え。

…護れ。




強くなれる気がしてるんだ。

だから、俺も一緒に連れて行け。

運命の歯車?

そんなの、勝手に廻しとけ。





護られるだけじゃ…足りない。













俺のボディガードは陰陽師。
~第三幕・不穏な悲鳴~
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