俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~

…そうだな。

みんなが手を取り合えれば、大丈夫。

恐いものは、何もない。




「みんな…」



みんなの前で、ぐっと頭を下げる。

こんなに素晴らしい仲間の前で。




「ありがとう…」




そして…明けない夜は、無い。

永遠に『闇』がのさばることなんて、無いのだから。








「…伶士。あとで頭をもう一回下げる羽目になりますわよ?」

「え」

「謝罪会見…たっぷり説明してくださいな?私達が納得するように!」

「…えぇっ!」

謝罪会見、まだ諦めてないのか!

っていうか、納得してないのは舞絵だけだろ。

根に持つな。





こうして、今回の事件は終わりを迎える。

俺の謝罪会見を残して…。




もう、いいでしょ。












★★★★★★mission5 eNd★★★★★★★
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