俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~
もう制御不能です
★★★
今、なずなを巡り。
戦いの火蓋が切って落とされる…!
…ワケがない。
「…あっ。俺、そろそろ戻んなきゃ」
そう言いながら、蓑島さんは自分のスマホの画面を見ている。
「何か試合に出るんですか」
「うんー。ドッジボールしてくるわ。…あ、その写真あげる。タッチーにも見せてやって?」
「はーい」
「じゃあタッチーもまたねー」
「は、はい」
そうして、蓑島さんはご機嫌に手を振りながら去っていった。
(………)
拍子抜けする。
なんだ。さほど、親密ってワケでもないのか。
俺の登場もウェルカムな雰囲気だったし。
なんだ。
ムキになって急行してきた俺、バカなんですけど…。
「あ、伶士も写真見る?」
目の前にスッと写真が差し出された。
手に受け取って、その写真を見る。
「………」
これ、何だ?
料理の写真だ。
今、なずなを巡り。
戦いの火蓋が切って落とされる…!
…ワケがない。
「…あっ。俺、そろそろ戻んなきゃ」
そう言いながら、蓑島さんは自分のスマホの画面を見ている。
「何か試合に出るんですか」
「うんー。ドッジボールしてくるわ。…あ、その写真あげる。タッチーにも見せてやって?」
「はーい」
「じゃあタッチーもまたねー」
「は、はい」
そうして、蓑島さんはご機嫌に手を振りながら去っていった。
(………)
拍子抜けする。
なんだ。さほど、親密ってワケでもないのか。
俺の登場もウェルカムな雰囲気だったし。
なんだ。
ムキになって急行してきた俺、バカなんですけど…。
「あ、伶士も写真見る?」
目の前にスッと写真が差し出された。
手に受け取って、その写真を見る。
「………」
これ、何だ?
料理の写真だ。