僕の居場所は
子供の頃からそうだった。誰も僕のことを認めてくれない。両親だって……。
「……あのね!今日ね……」
僕は笑顔で、今日学校で起こったことをお母さんに話す。
「へぇ、そんなことが……」
そんな話を冗談混じりでして、僕は部屋に戻ると深いため息をついた。
……やっぱ、僕はダメだなぁ。僕は無意識に、両親の前では明るく振舞ってしまう。何でだろう……僕の居場所は、どこにあるんだろ。
良く疑問に思うことだけど、僕の頭ではそれが理解できない。
その時、スマホの通知が来る音が鳴った。僕は、ネットに自分で描いたイラストを載せてるんだ。
『イラスト、見させてもらいました!柔らかくて、素敵な絵ですね!』
という内容のコメントが。……あ、アイコンのイラスト……。
僕は、コメントをしてくれた人のアイコンの絵が気になって、プロフィールを見てみる。
……凄い……綺麗で透明感のある絵だ……。
コメントをしてくれた人――みどりさんのイラストに、僕は惹かれた。気が付けば、みどりさんの投稿したイラストを全部見ていて、みどりさんの絵柄を好きになっていたんだ。
『わわ!イラスト、すべて見ました。透明感があって、すごく素敵です……!』
みどりさんに、僕とみどりさんしか見れない場所にメッセージを送る。すぐに、返信が返ってきた。
「……あのね!今日ね……」
僕は笑顔で、今日学校で起こったことをお母さんに話す。
「へぇ、そんなことが……」
そんな話を冗談混じりでして、僕は部屋に戻ると深いため息をついた。
……やっぱ、僕はダメだなぁ。僕は無意識に、両親の前では明るく振舞ってしまう。何でだろう……僕の居場所は、どこにあるんだろ。
良く疑問に思うことだけど、僕の頭ではそれが理解できない。
その時、スマホの通知が来る音が鳴った。僕は、ネットに自分で描いたイラストを載せてるんだ。
『イラスト、見させてもらいました!柔らかくて、素敵な絵ですね!』
という内容のコメントが。……あ、アイコンのイラスト……。
僕は、コメントをしてくれた人のアイコンの絵が気になって、プロフィールを見てみる。
……凄い……綺麗で透明感のある絵だ……。
コメントをしてくれた人――みどりさんのイラストに、僕は惹かれた。気が付けば、みどりさんの投稿したイラストを全部見ていて、みどりさんの絵柄を好きになっていたんだ。
『わわ!イラスト、すべて見ました。透明感があって、すごく素敵です……!』
みどりさんに、僕とみどりさんしか見れない場所にメッセージを送る。すぐに、返信が返ってきた。
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