僕の居場所は
『ありがとうございます。アイオさんの絵柄、めっちゃ好みです!ファンになりました!』

『ありがとうございます』

僕は、アイオという名前で活動してるんだ。投稿頻度は、1週間か2週間に1回。

僕はスマホの電源を落とすと、置いておいたペンを手に取って、書きかけのデジタルイラストを進める。

とりあえず線の色を変えて、レイヤーを重ねて……清書してきますか!



「疲れた……」

ホームルームが終わり、先生が教室から出ていったと同時に、僕は伸びをする。やっと放課後だ……。

「……さて、と……」

僕は荷物をカバンに詰め込んで、カバンを持つと、教室を出てく皆に混ざって、教室を出た。そして、美術室へと向かう。

僕はこの高校に通う3年生で、美術部。向かってる最中、スマホが鳴って、僕はスマホを見た。みどりさんからだ。

みどりさんのファンになって、数週間。みどりさんとは、世間話をするぐらいまで仲良くなったんだ。

みどりさんは僕よりも年下で、高校1年生なんだって。

『聞いてくださいよ!俺の苦手な数学が、2時間続きまして……死ぬかと思った』

『お疲れ様です……』

そう返すと、みどりさんは『課題なんか出すな!って言ってしまいましたw』と返ってきた。
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