ハナヒノユメ
あ...、

また、したい...。



安心したい。

心にある不安を全部取り除きたい。

「さくら、ごめんね。
また、悲しい思いをさせてしまったね。」

「歩さん...私...。」

「悪いことじゃないよ。
また...何度でも、しよう。」

「、あっ...ん...。」

...彼に依存してる...。

これを、さっきの人が知ったら、どう、なるか...。

で、も...。

歩さんだって...。

私がいなきゃ...だめ...?

「...っ...。」

糸ひいて...。

最近、激しくしてくれる...。

だから、きっと彼も私を必死に求めてくれてるんだって。

でも、それでいて優しくて。

やっぱり、私のわがままをきいてくれてるだけなんだって。

「もういっかい。」

「歩さ...、」

こんなあざといわがままも...。

きっと、私のために...。

...。

もうなにもかんがえられない。

ほしがってる。

...それだけ。
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