俺様部長のめしつかい


「何したのか言って!」
「へいへい、うるせぇな。

壁際に追いやって、
激しめのキスしてやった。

あ、ちょっと、体触ったかも。」


ぎやーっ!!

な、な、な…
何してくれてんのーっ?!



「な、なんでそんなこと…」
「だから言ったろ?
お前の為の虫除けだっての。
別にそういう趣味があるわけじゃねぇし」
「そんなやり方…」
「これが一番平和的なやり方だろうが。
お陰であいつはお前には近づかない。
俺様に落ちたからな」


湊斗は得意気に顎を上げて、
目を細めた。

いや、ドヤ顔はいいからっ!




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