俺様部長のめしつかい
これは…
素直に肯定した方がよさそうな感じだな…
湊斗は口を塞いでる手を離してくれないから、とりあえず、私は首を縦に振った。
「へーぇ。
お前、俺様に興味あるんだ」
いや、ただの弱味探りだけどね!
「で、真向かいに俺様の部屋があんの、
知ってた?」
これは本当に知らなかったから、
首を激しく横に振る。
「そっか。俺様もだ」
ってゆうか、早くこの手を離せー!
で、囁き声で話すのやめてよ、
このイケボめっ!
「こんなに近くに住んでるってことは、
24時間体制で
俺様にめしつかわれ放題ってことだよな?」
「んぐー!
(訳:ちがーうっ)」
「じゃ、さ、
俺様のセフレがドタキャンとかしたら、
代わりにお前を呼べるってことだな?」