何様のつもり?
再出発
翌日、取材のため東京駅へ向かった。
「おはようございます」
「秋帆?おはよう。かなりのイメチェンだね」
「はい。変ですか?」
「いいと思うよ」
カシャッ。
「あっ、あつしさん?」
「イメチェンの記念に1枚」
「もう、恥ずかしいじゃないですかぁ」
「まぁ、気にするな」
「気にしますよ」
カメラを向けられるなんて思っていなかったので、驚いた。
優しい微笑むあつしさん。
相変わらずイケメンできっとモデルさんは惚れちゃうんじゃないかな?なんて思ってしまう。
だから素敵な笑顔の写真が多く、私はあつしさんが撮る写真が好きだ。
「ほら、行くぞ」
「あっ、はい」
私たちは、大阪の雑貨屋さんへ向かった。
昨日、私は一目惚れしたピンクのメモ帳を買った。やっぱり好きな物だと、ドキドキする。これからいいことが起こりそうな予感。
今日も取材が楽しみだ。
取材は、順調に進んだ。他の雑貨屋さんも回って、急遽取材させて頂いたりして、楽しみがら仕事が出来た。この調子で仕事に没頭しよう。そうすれば自然と忘れられるはず。
こんな感じで無事3日間の取材は、無事終了した。
あつしさんも私に気を使ってるのか、わからないが一緒に美味しいもの食べたり、大阪の観光も一緒にしてくれて充実した日々だった。
あとは、会社で編集して、らんさんのOKが出れば無事終了だ。みんなにお土産買って、帰った。
3日ぶりの我が家。やっぱり家がいい~。夜に家に着いたから、明日片付けよう。今日は、このままお風呂に入って寝てしまおう。
翌日は、朝からいい天気だった。
「う~ん。今日は洗濯日和」
布団を干して、洗濯をした。
掃除を済まし、スーパーへ買い出しに行こう。玄関を出てスーパーへ歩き出した。
私の住んでいる場所は会社から近い。
仕事で終電を過ぎても歩いて帰れるように近い場所を選んだ。だから買い物するには便利だ。
「今日は何を買おうかな?」
いつものスーパーに入って食材を選ぶ。
今日は生姜焼きにしようかな。
お肉コーナーに向かうと、楽しそうに話しているカップルがいた。
いいなぁ……ちょっと羨ましいかも。
そういう光景をみると、私もって思ってしまう。
でも私には縁がない話だ。
2人共キャップを被っているから顔までは、よく分からないけど楽しそうだ。
「お肉はたくさんあった方がいいよね?」
「そうだな」
「あと、野菜も買わないと。蓮翔さんは野菜好き?」
「あぁ…」
えっ?
今、蓮翔さんって言った?
こんな偶然ある?
神様は私の罪を許してくれないということかな?
逃げるなということだね。
現実を受け止めなさい。
そう言われている気がした。
やっと吹っ切れると思ったのに。
何でまた会ってしまうのだろう。
私は苦笑いするしかなかった。
気づかないふりをしてこのまま立ち去ろう。
私は方向転換して、2人から離れた。
「あっ、山中さん?」
何で気づくかなぁ。
髪型も変えてイメチェンしたのに、
この身長のせいだと確信した。
振り向かないわけにはいかないよね?
「あっ、かりんさん?それに塚本さんも?もしかして2人はデートですか?」
「やだぁ、そう見えます?」
「はい、見えますよ。キャップもお揃いじゃないですか」
「そうなんです。蓮翔さんがプレゼントしてくれて。山中さんもイメチェンしましたね。可愛いです。」
かりんさんは、照れながら嬉しそうに答え、本当に楽しそうだ。
2人ともTシャツにジーンズでとてもラフな服装だが似合っている。
蓮翔は、無表情だけど、私に会ったから気まづい感じ。気にしなくてもいいのに。もう、私は大丈夫。蓮翔を忘れることにしたから。
「ありがとうございます。私も気分転換に髪型変えました」
気づかれてちょっと恥ずかしくなってしまった。
「山中さんは今までも綺麗だから、もっとモテちゃいますね。ふふっ」
「私なんて全然。だからお2人が羨ましいです。でもそろそろ恋もしたいなぁって思ってしまいます。お2人を見てると。お幸せなのですね」
ちゃんと笑えてるかな?
だ、大丈夫だよね?
「かりんさん、もう時間がないから行こうか」
「あっ、蓮翔さんごめんなさい。早く買い物済ませないとね。山中さんも引き止めてごめんなさい」
「いいえ、こちらこそすいません。デート楽しんでください」
私は買い物を続けた。
ふと、さっきのことを思い出す。
かりんさんは本当にいい人だ。
蓮翔には幸せになってもらいたい。
私が思うのは失礼だけど.......
でも本当にそう思う。
きっと早く2人きりになりたかったんだね。
まったく見せつけちゃってくれる。
でも、これできれいさっぱり忘れられる。
「おはようございます」
「秋帆?おはよう。かなりのイメチェンだね」
「はい。変ですか?」
「いいと思うよ」
カシャッ。
「あっ、あつしさん?」
「イメチェンの記念に1枚」
「もう、恥ずかしいじゃないですかぁ」
「まぁ、気にするな」
「気にしますよ」
カメラを向けられるなんて思っていなかったので、驚いた。
優しい微笑むあつしさん。
相変わらずイケメンできっとモデルさんは惚れちゃうんじゃないかな?なんて思ってしまう。
だから素敵な笑顔の写真が多く、私はあつしさんが撮る写真が好きだ。
「ほら、行くぞ」
「あっ、はい」
私たちは、大阪の雑貨屋さんへ向かった。
昨日、私は一目惚れしたピンクのメモ帳を買った。やっぱり好きな物だと、ドキドキする。これからいいことが起こりそうな予感。
今日も取材が楽しみだ。
取材は、順調に進んだ。他の雑貨屋さんも回って、急遽取材させて頂いたりして、楽しみがら仕事が出来た。この調子で仕事に没頭しよう。そうすれば自然と忘れられるはず。
こんな感じで無事3日間の取材は、無事終了した。
あつしさんも私に気を使ってるのか、わからないが一緒に美味しいもの食べたり、大阪の観光も一緒にしてくれて充実した日々だった。
あとは、会社で編集して、らんさんのOKが出れば無事終了だ。みんなにお土産買って、帰った。
3日ぶりの我が家。やっぱり家がいい~。夜に家に着いたから、明日片付けよう。今日は、このままお風呂に入って寝てしまおう。
翌日は、朝からいい天気だった。
「う~ん。今日は洗濯日和」
布団を干して、洗濯をした。
掃除を済まし、スーパーへ買い出しに行こう。玄関を出てスーパーへ歩き出した。
私の住んでいる場所は会社から近い。
仕事で終電を過ぎても歩いて帰れるように近い場所を選んだ。だから買い物するには便利だ。
「今日は何を買おうかな?」
いつものスーパーに入って食材を選ぶ。
今日は生姜焼きにしようかな。
お肉コーナーに向かうと、楽しそうに話しているカップルがいた。
いいなぁ……ちょっと羨ましいかも。
そういう光景をみると、私もって思ってしまう。
でも私には縁がない話だ。
2人共キャップを被っているから顔までは、よく分からないけど楽しそうだ。
「お肉はたくさんあった方がいいよね?」
「そうだな」
「あと、野菜も買わないと。蓮翔さんは野菜好き?」
「あぁ…」
えっ?
今、蓮翔さんって言った?
こんな偶然ある?
神様は私の罪を許してくれないということかな?
逃げるなということだね。
現実を受け止めなさい。
そう言われている気がした。
やっと吹っ切れると思ったのに。
何でまた会ってしまうのだろう。
私は苦笑いするしかなかった。
気づかないふりをしてこのまま立ち去ろう。
私は方向転換して、2人から離れた。
「あっ、山中さん?」
何で気づくかなぁ。
髪型も変えてイメチェンしたのに、
この身長のせいだと確信した。
振り向かないわけにはいかないよね?
「あっ、かりんさん?それに塚本さんも?もしかして2人はデートですか?」
「やだぁ、そう見えます?」
「はい、見えますよ。キャップもお揃いじゃないですか」
「そうなんです。蓮翔さんがプレゼントしてくれて。山中さんもイメチェンしましたね。可愛いです。」
かりんさんは、照れながら嬉しそうに答え、本当に楽しそうだ。
2人ともTシャツにジーンズでとてもラフな服装だが似合っている。
蓮翔は、無表情だけど、私に会ったから気まづい感じ。気にしなくてもいいのに。もう、私は大丈夫。蓮翔を忘れることにしたから。
「ありがとうございます。私も気分転換に髪型変えました」
気づかれてちょっと恥ずかしくなってしまった。
「山中さんは今までも綺麗だから、もっとモテちゃいますね。ふふっ」
「私なんて全然。だからお2人が羨ましいです。でもそろそろ恋もしたいなぁって思ってしまいます。お2人を見てると。お幸せなのですね」
ちゃんと笑えてるかな?
だ、大丈夫だよね?
「かりんさん、もう時間がないから行こうか」
「あっ、蓮翔さんごめんなさい。早く買い物済ませないとね。山中さんも引き止めてごめんなさい」
「いいえ、こちらこそすいません。デート楽しんでください」
私は買い物を続けた。
ふと、さっきのことを思い出す。
かりんさんは本当にいい人だ。
蓮翔には幸せになってもらいたい。
私が思うのは失礼だけど.......
でも本当にそう思う。
きっと早く2人きりになりたかったんだね。
まったく見せつけちゃってくれる。
でも、これできれいさっぱり忘れられる。