140字物語
「今日柔軟剤が違う」
図書室にある机で前に座って勉強していると思えば、急にそんなことを言い出した
「はい?」
「匂いがいつもと違うんだよ。ほら」
すっと腕を私のほうに向けた
気になっている人にそんなことをされたら、正直匂いどころじゃない
「な?」
確認されても、わかんないよ
図書室にある机で前に座って勉強していると思えば、急にそんなことを言い出した
「はい?」
「匂いがいつもと違うんだよ。ほら」
すっと腕を私のほうに向けた
気になっている人にそんなことをされたら、正直匂いどころじゃない
「な?」
確認されても、わかんないよ