140字物語
ミステリー
まるで玩具のようにそれを振り回す。


想像しただけで笑いが止まらない。


「ふふっ」


目の前には怯えた顔が一つ、二つ、三つ。


「大丈夫、痛いのは一瞬よ」


口を塞がないでいたのは正解かもしれない。


面白いくらい悲鳴が耳に届く。


気持ちがいい。


「さあ、誰から殺ろうかな?」



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