140字物語
あなたの声が好き


だから、遠距離でも電話が出来れば平気だと思った


それなのに、電話をすればするほど、あなたに会いたくなって


でもそんなこと言えなくて、私は勝手に落ち込んだ


「元気ないけど、どうしたの?」


その優しい声に、無性に甘えたくなる


「……会いたい……」




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