ベジタブルハンバーガー

「帰ろっか…」



食べ終わると
早々に彼女が言った



え、もぉ?


せっかく瑠珈に連絡したのに…

なんか期待した、オレ




「もぉ、会えない?」



「…
また、どこかで会えたら…
声、掛けてね…」



やっぱり

ただの


偶然か…




運命でも必然でも

なんでもなかった





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