ベジタブルハンバーガー

「ルカ…」



ルカの胸

ルカの匂い

ルカの温もり



「ん?」



「まだ寒いよ」


ドキ…

ドキ…


「ごめん…エアコンの温度上げるね」



ピピッ…



「そ~じゃなくて…
もっとギュってして…」



「こぉ…?」



ルカの腕

ルカの手

ルカの感触



「うん、もっと…」



「そーいえばノア
もぉお腹痛くないの?」



ルカが私のお腹に手を当ててくれた



「うん、もぉ大丈夫…」



一瞬目が合って…



ルカが慌ててそらした



また抱きしめられた



「なら、よかった…」



ルカの目がもぉ見れないくらい
強く抱きしめられた



あーぁ…チャンスだったのにな



ドキ…

ドキ…

ドキ…



どっちの胸の音かな?


身体に響く



「これくらい?」



「もっと…もっと…」



ドキ…

ドキ…

キュン…



「ねぇ、ノア…

ノア、熱くない?
ごめん、オレ、なんか身体熱いから
1回離れて…」


ルカに言われた



私も熱い



ルカに近付けば近付くほど

ドキドキして



胸がギュってなって

身体が熱くなる



ルカ…

離さないでもっと触れてよ



離れたあとは

もっと触れてほしくなる



ルカ…

もっと熱くしてよ





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