ベジタブルハンバーガー

ラッピングされた包を開けてみたら

ネックレスだった



「わぁ!ありがとう!
ルカ、着けてよ!」



「うん…


ハイ…」



「似合う?」



「…」



「似合わない?」



「そーじゃないけど…
ごめん、なんか、今日
ノアがノアじゃないみたいで
照れる…」



「だから、
ルカもいつものルカじゃなかったの?」



「そんな気なかったけど、たぶん…
ごめん…

ネックレス似合ってるし
今日、かわいいよ…」



「なんだ…よかった

嬉しい!プレゼントありがと!
サンタさん」



「よかった喜んでくれて」



「ルカが選んでくれたの?」



「選んだっていうか…
Amaz○nで…
女子高生 クリスマスプレゼント 人気
で、検索した」



「ルカっぽい」



「こーゆーのも慣れてないから…
わかんなくて…」



「うん
でも、気に入ったよ
サンタさんが選んでくれたものだから」



ルカが私に与えてくれるもの



全てが私には特別なもので

それが例えものじゃなくても



笑顔や仕草、温もり、言葉…



ルカが私に対して向けてくれたものは

全部

プレゼントだよ




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