ベジタブルハンバーガー

「ノア…結婚しよ」



寒いって言ってないのに

ルカが抱きしめてくれた



「…ホント、に?」



ルカの鼓動と私の鼓動が

混じり合った



「ノアと、毎日一緒にいたいって思った

ずっと近くにいたいって思った

ノアが帰る時、いつも思う
早く明日にならないかなって

ノアが泊まりたいって言った時は
ホントは帰したくなかった

ずっとノアが
近くにいてくれたらいいのにって

たぶん
ノアが履歴書を出す前から
思ってた

ノア、好きだよ
オレを選んでくれて、ありがと」


耳元でルカが言ってくれた



返事ができなかった



息ができないくらい

嬉しくて





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