あの日の初恋を君に〜六人の主人公〜
未来ちゃんに見つめられ、僕は「何でもないばい」と笑う。キスのことを思い出していたなんて、絶対に言えない。
「そういえば、未来ちゃんに言わなきゃいけないことがあるけん」
「何〜?」
野菜を一緒にコンロの上に並べながら、僕は「北海道に今度引っ越すことにしたけん。この牧場からも近いところに」と微笑む。
「えっ!?本当!?」
未来ちゃんは嬉しそうに笑い、頬を赤くする。この可愛い顔をしばらくしたら近くで見れるようになるんだ。そう思うと嬉しくて、僕はそっと未来ちゃんの頬に唇を落としていた。
「ほ、帆高くん!!」
未来ちゃんはトマトみたいに真っ赤になって驚く。僕がクスクス笑うと「こら、そこ!!いちゃつくな!!」と大地くんに言われた。
「えっ!?帆高くんと未来ちゃんってカップルになったの?」と英美里ちゃん。
「おめでとう!お祝いしなきゃ」と瑠花ちゃん。
「幸せにな」と瀧くん。
奇跡の出来事です出会った僕ら。そこから友情が生まれ、愛情が生まれ、奇跡がつながっていく。
星が煌き出した空の下、僕らはまた笑い合うんだ。
「そういえば、未来ちゃんに言わなきゃいけないことがあるけん」
「何〜?」
野菜を一緒にコンロの上に並べながら、僕は「北海道に今度引っ越すことにしたけん。この牧場からも近いところに」と微笑む。
「えっ!?本当!?」
未来ちゃんは嬉しそうに笑い、頬を赤くする。この可愛い顔をしばらくしたら近くで見れるようになるんだ。そう思うと嬉しくて、僕はそっと未来ちゃんの頬に唇を落としていた。
「ほ、帆高くん!!」
未来ちゃんはトマトみたいに真っ赤になって驚く。僕がクスクス笑うと「こら、そこ!!いちゃつくな!!」と大地くんに言われた。
「えっ!?帆高くんと未来ちゃんってカップルになったの?」と英美里ちゃん。
「おめでとう!お祝いしなきゃ」と瑠花ちゃん。
「幸せにな」と瀧くん。
奇跡の出来事です出会った僕ら。そこから友情が生まれ、愛情が生まれ、奇跡がつながっていく。
星が煌き出した空の下、僕らはまた笑い合うんだ。