あわよくば泡になりたい
唯一の支え
あわよくば、私は泡になりたい。

これから書くものは、
この一年、私を支えていた大切な、大切なもの。

それまでの私は
人の顔色を伺ったり、
一挙一動に怯え、震えていた。

人と接するのが恐かった。

人に嫌われたくなかった。

失ってしまった今となっては私を支えるものは無い。

今の私は非常に情緒不安定で、

私はどうやって人と喋れば良いのか分からなくなった。


――私をこの一年支えていたものは、大切な仲間と誰にも邪魔されない生徒会室だった――
< 1 / 8 >

この作品をシェア

pagetop