破 恋
・・莉子3️⃣
職場の受付に向かっていると
千里が出社してきて
「おはようござい····
と、挨拶しようと·····すると
いきなり手をひかれ
「せん··西原さん、どう····
「なんか、変な事が起こってるんだ
原因は、桜田だ。」
「えっ、どう言うこと?」
「わからない。夜、連絡する。」
「····ああ、うん。」
わからない胸騒ぎで、
ふるえが起こっていた時····
「莉子?どうしたの?」
「先輩?」
みかと美月に声をかけられ
「大丈夫だよ」と、言うが·····
信じてない二人から
「「準備しながら・聞きます」」
と、言われた。
仕事の準備しながら
簡単に千里が入院してからの話をして
今、千里から言われた言葉を話した。
二人からは、流されてしまった自分を
責められる事も
心配される事も
あきられる事も無く
寧ろ、千里と私の事を心配してくれて
みかは、
「気をつけなさいよ。
そして、何かあったら話して。
何もなくてもよ。
あの餓鬼んちょ変な事したら
言いつけてやる。」
美月は、
「先輩、調べてみますね。」
二人には、お礼を言って
就業を開始した。
千里の言葉が気になるが
二人に迷惑をかけたくなくて
必死に仕事は、やった。
昼休みを交代で取る中······