~ 甘夢甘恋 ~


荒くざらついた舌が口内に侵入し…体の芯が痺れるような感覚がして立っていられなくなった。


そんなボーッとする意識の中


再び…広くて温かい胸の中にわたしは閉じ込められていて


胸に顔を埋めているわたしの頭に…何回も


胸が締めつけられるようなキスを繰り返し落とす…センセー。


「“みつ”って…名前の通り。お菓子みたいな甘い匂いがするんだけど──・・・」


「クスッ。じゃあ…センセーはそれに誘われたんだ?」
< 26 / 28 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop