あの虹を見に行こう
でも、翌日。
さらに大きな後悔が私を襲った。
楓がいなくなったのだ。
その日を境に、四角形は三角形になった。
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ある夏の日、幼なじみに彼女ができた。
私はその子より前から、彼を好きだったのにーー
あらすじ
志帆(しほ)と圭(けい)は、保育園の頃からの幼なじみで親友。だけど実は、志帆は圭のことが好きだった。そんな二人も高3になり、志帆が告白しようと決心した矢先、圭が言った言葉は「俺、彼女できたんだ」でーー
圭が隣にいない初めての夏。友達の里奈(りな)やクラスメイトの悠人(ゆうと)の存在もあり立ち直ろうとするが、簡単にはいかないようで。高校生最後の一年、それぞれの思いの行く先は……
『高校生っていう、人生のうちで3年間しかない貴重な時間に、好きな人と出会えたこと。
奇跡だと思わない?私は……思うよ』
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「もう一度あの頃みたいに戻りたい?」
……
「好きな人?さあね」
……
「…無理だよ。だって死んじゃってるんだし」
……
別れて1年。幽霊の彼と私の、最後の1ヶ月の物語。
思い出すと少し痛む、もうやり直せない日々のことが、きっと優しい思い出になるーー……
名前を変えてから2作目です。
(1作目は未完結。今は非公開です)
そこそこ長くなると思います。
進み具合はその時によってまちまちです。
完結までいけたらいいな。
見てくれたあなたに感謝を
2020/3/5 尾村依栖
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少し不思議な、小さな物語。
解釈はきっと、人それぞれ。
書き始め……12月23日
書き終わり……12月23日
追記》
また思いついたら、話を書き足すかもしれません。
Pixivにも投稿しました。
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