誘拐は激甘生活の始まりII
一瞬にして杏菜とダミアンの距離が近くなる。杏菜の口元についたフレンチトーストのカケラを舌で舐めとっていった。
「ま、待って!んんっ!」
顔を真っ赤にして後ずさる杏菜だったが、ダミアンに唇にもキスをされて動けなくなってしまった。
「まだ不意打ちには慣れないんだ」
キスをし終えた後、意地悪な笑みを浮かべながらダミアンが訊ねてくる。杏菜は「うう……」と真っ赤な顔を両手で覆い隠した。
朝ご飯を食べた後、杏菜はダミアンに着替えを選んでもらい、メイクをして髪をセットする。そして、今日もダミアンにずっと抱き締められたりキスをされたりしていた。
「ねえ杏菜。今日のディナーは外に出て食べようか」
その日の夕方、ダミアンに抱き締められながらそう言われ、杏菜は驚いてしまう。今までそんなことを一度も言われたことはない。
「部屋の外に出ていいんですか?」
お城の中がどうなっているのか杏菜は見たことがない。わくわくしてしまう。
「ま、待って!んんっ!」
顔を真っ赤にして後ずさる杏菜だったが、ダミアンに唇にもキスをされて動けなくなってしまった。
「まだ不意打ちには慣れないんだ」
キスをし終えた後、意地悪な笑みを浮かべながらダミアンが訊ねてくる。杏菜は「うう……」と真っ赤な顔を両手で覆い隠した。
朝ご飯を食べた後、杏菜はダミアンに着替えを選んでもらい、メイクをして髪をセットする。そして、今日もダミアンにずっと抱き締められたりキスをされたりしていた。
「ねえ杏菜。今日のディナーは外に出て食べようか」
その日の夕方、ダミアンに抱き締められながらそう言われ、杏菜は驚いてしまう。今までそんなことを一度も言われたことはない。
「部屋の外に出ていいんですか?」
お城の中がどうなっているのか杏菜は見たことがない。わくわくしてしまう。