誘拐は激甘生活の始まりII
「外で食べるなんていつもと違ってわくわくします」
手錠を外され、椅子に座ってから杏菜はニコリと笑う。ダミアンは二人分のワインを入れ、「今日はどうしても見せたいものがあってね」と言った。
グラスを傾け、高級なワインを杏菜はドキドキしながら口にする。おいしい、と杏菜が呟くとダミアンは「それはよかった」と言い、自分もワインに口をつける。
それから、二人で話しながら食事を取り始める。
「このサラダ、とてもおいしいです」
「こっちのステーキもおいしいよ」
口を開けるようダミアンに促され、杏菜は口を開ける。するとステーキが口の中に入れられた。杏菜はふわりと笑う。
「おいしいです!この国のご飯は本当においしいですね」
「おいしいって言ってくれて嬉しいよ。……ソース、口元についてる」
ダミアンに指で口元に触れられ、杏菜はドキドキしてしまう。キスをされるのかと身構えたが、ダミアンはペロリと指についたソースを舐めただけだった。
手錠を外され、椅子に座ってから杏菜はニコリと笑う。ダミアンは二人分のワインを入れ、「今日はどうしても見せたいものがあってね」と言った。
グラスを傾け、高級なワインを杏菜はドキドキしながら口にする。おいしい、と杏菜が呟くとダミアンは「それはよかった」と言い、自分もワインに口をつける。
それから、二人で話しながら食事を取り始める。
「このサラダ、とてもおいしいです」
「こっちのステーキもおいしいよ」
口を開けるようダミアンに促され、杏菜は口を開ける。するとステーキが口の中に入れられた。杏菜はふわりと笑う。
「おいしいです!この国のご飯は本当においしいですね」
「おいしいって言ってくれて嬉しいよ。……ソース、口元についてる」
ダミアンに指で口元に触れられ、杏菜はドキドキしてしまう。キスをされるのかと身構えたが、ダミアンはペロリと指についたソースを舐めただけだった。