好きと掟の間に


『おお!

やーっと来たな(^ω^)

待ってたぞー』



待ってたって…



女心をくすぐるなあ…



ときめいちゃうっつーの。



当然和広君はあたしのこと知らないだろうけど、


和広君は中学生の時から速かったから


あたしは知ってた。



でもただ速かったからってだけで


あたしは別に

今みたいな気持ちは抱いてなかった。


お父さんが

伝説のスプリンターだってことは

結構有名な話。



でも本人は

あまりその話をされるのは

好きじゃないとか…?




.
< 17 / 96 >

この作品をシェア

pagetop