好きと掟の間に
『おお!
やーっと来たな(^ω^)
待ってたぞー』
待ってたって…
女心をくすぐるなあ…
ときめいちゃうっつーの。
当然和広君はあたしのこと知らないだろうけど、
和広君は中学生の時から速かったから
あたしは知ってた。
でもただ速かったからってだけで
あたしは別に
今みたいな気持ちは抱いてなかった。
お父さんが
伝説のスプリンターだってことは
結構有名な話。
でも本人は
あまりその話をされるのは
好きじゃないとか…?
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