好きと掟の間に



着うたが流れる度に

ドキドキしている自分がいた。


『お、マジで?

んじゃさあ、
次の日曜暇?

暇だったら遊び行かない?

いきなり男の子からこんなメールもらったら

少し警戒しちゃうかもしんないけど(笑)』





警戒どころか…

むしろ何かを期待しちゃう自分がいるのですが…




いやいや、

和広君の所属する東高陸上部は

恋愛禁止なんだから!



ただ友達として遊びたいって思ってるだけさ!









…恋愛感情なんか持ったら、

きっと和広君に迷惑がかかる…



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