トップリーガーの恋②~おまえの未来にトライする~
「澪、上がったらそこの休憩スペースで待ってるから、ゆっくり入っておいで」

「ありがとう。じゃあ後でね」

それぞれ、男湯と女湯に別れ入る。

澪は夜勤明けでここまで来たので、湊斗と一緒に入る前に、先に一度入りたかった。

お風呂につかりながら思わずひとり言。
「はぁ~、気持ちいい。幸せ~」

無意識に出る心の声。

普段から長風呂ではない澪も、ついつい長風呂になるくらい気持ちいい。

湊斗を待たすのも悪いので、それでも少し早めに出た。

女性は、髪を乾かすのにも時間が掛かる。

可愛いデザインの浴衣を着て、髪をアップにスッピンのまま湊斗の元へ向かうのだった。

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