トップリーガーの恋②~おまえの未来にトライする~
「澪さんも今日夜勤でしたっけ?」

「そうだよ」

「湊斗さんと喋れましたか?私は、メールのやり取りだけ~颯斗不足~」

「私も。向こうは全く余裕がなさそうだね」

「ですね~怪我しないか心配だし」

「きっとワールドカップまで、こんな感じなんだろうね」

「チームの試合が始まったら、一旦戻って来るって言ってましたけど…。」

「今期はリーグ後半は、ワールドカップに向けていつもより短縮されるんだよね。帰って来ている間が貴重だね」

「夜勤少ないといいなぁ~」

「確かに」いつもなら私情を持ち込まない澪ですら、本音が漏れる。

心配と寂しさが尽きないふたりだった。
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