その瞳に映るのは
四天王
「三島さんって結構度胸あるんだね。思わず笑っちゃったよ。」
思い出し笑いをしながら私の横を歩く高田くん。
「あ、高田くん、助けてくれてありがとう。ごめん、なんか何度もびっくりしたから話が何だったのかわからなかった。」
「気にしないでいいよ。俺は有紀に頼まれてただけ。三島さんは気付かなかったと思うけど、さっき神谷らと一緒に歩いてるの見ちゃったからついて来たんだよ。」
……高田くんは笑い上戸なのかな?
さっきからずっとクスクス笑ってる。