その瞳に映るのは
「わかったよ。俺も早くケジメつけたいからな。」
『そうしてくれ。……一応、三島に今井のこと聞いといてやるからよ。』
…本当に誠はよく気が利くな。
誠がいなけりゃ俺はマジで紗夏のことを見てるだけで終わったかもしれないな。
「誠、ありがとな。聞いたらすぐに教えろよ。」
『クリームパン。』
「……成功したらな。」
確かに俺と紗夏のことで成功報酬がパン5個とは激安すぎるな。
なんて反省しながら俺は電話を切った。