その瞳に映るのは
確かに俺が一方的に話かけてたんだ。
三島から声をかけられたことはほとんど無い。
いつも俺が声をかけてたから、何か持ってきたときは渡してくれただけ。
俺が声をかけなければ多分他の奴らと同じようにほとんど話もしなかっただろう。
だから、せめて謝りたかった。
何度もそう思った。
けど、目が合うとすぐ逸らされた。
何度も目が合ってるのにすぐ逸らされる。
当然だが、かなり嫌われたらしい。
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