その瞳に映るのは
〜♪ 〜〜♪ 〜〜♪
「………」
〜〜♪ 〜〜♪ プッ
「!」
出たっ!
『……。』
「……もしもし…三島?」
『………成瀬くん?』
良かった。俺だと分かってくれた!
それだけで満足しそうだ。
「急にごめん。」
『……また何かあった?』
また…?
三島の言葉が気になって考えてた。
『……私、また成瀬くんに迷惑かけた、のかな…。』
迷惑?
「違うっ。ただ…。」
『……。』
「…凄く今更なんだけど…中1ん時の事謝りたくて。三島はそんな事してないってすぐ分かったのに…ごめん。」
『……うん。』
「……あのさ。急には無理だろうけど、嫌じゃなければ…三島に声かけてもいいかな?」
『……うん。』
「!!
良かった。あ、本当に嫌だったらその時は無視して構わないからな。」
『……うん。』
「じゃあそういうことで。あ、修学旅行の班もだけどまた同じクラス…卒業までよろしくな。」
『うん。よろしくね。』